IT業界で特に需要のある分野は、ネットワーク、セキュリティ、クラウドなどです。
ネットワークの分野で働くネットワークエンジニアは、インターネット等の通信技術に関連した仕事をします。
ネットワークはすべてのITシステムの基盤になっており、ネットワークがあるおかげで様々なサービスやアプリをユーザーに提供できるようになっています。企業に必要なクラウドやサーバー、データベースなどにも欠かせないものです。
ネットワークは日常生活に必要なインフラとも密接に関係しているので、IT社会が続く限り、需要はなくなりません。ネットワークエンジニアは、SI会社やメーカーのIT部門などで働くことができます。
セキュリティの分野を任せられるセキュリティエンジニアも需要の高い職種です。ネットショッピングから行政まで、ITサービスを安全に提供するためには、セキュリティエンジニアが必要です。
サーバー攻撃が複雑化し社内SEでは対応できないこともあり、専門的な知識とスキルを持つセキュリティエンジニアの需要が高まっています。セキュリティエンジニアはどの企業にも必要なので、IT関連の企業以外でも活躍できます。
クラウドサービスを取り入れる企業が増えているため、クラウドエンジニアも必要とされています。新規事業を始めたい場合など、システムの構築や運用が必要ですが、自社でするには、コストがかかります。専門の知識がある社員がいないと運用も難しいです。
一方、クラウドサービスを利用すれば、低コストで新規事業を始められます。企業のクラウド化の流れと共に、多くのIT企業がクラウドエンジニアを募集しています。
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